MSのMeltdown緩和パッチ、適用で権限昇格おそれ - 悪用は未確認

MSのMeltdown緩和パッチ、適用で権限昇格おそれ - 悪用は未確認

一部Windows環境において、マイクロソフトより1月以降に公開されたセキュリティ更新を適用すると、任意のコードを実行されるおそれがあることがわかった。脆弱性を修正するアップデートがリリースされている。
今回明らかとなった脆弱性「CVE-2018-1038」は、Meltdownの緩和策として1月3日以降に公開されたパッチを適用することであらたに生じる権限昇格の脆弱性。
悪用には、システムにログオンする権限が必要となるが、新しいアカウントを作成したり、プログラムをインストールすることが可能となり、任意のコードを実行されるおそれがある。
同脆弱性は、64ビット環境で「Windows 7」「Windows Server 2008 R2」を利用している際に影響を受ける。すでに公開済みだが、悪用は確認されていない。
マイクロソフトでは、脆弱性に対処する「Windows kernel update for CVE-2018-1038」をリリース。セキュリティ機関などでも注意を呼びかけている。

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