kubernetesに複数の脆弱性(CVE-2017-1002101, CVE-2017-1002102)
kubernetesに複数の脆弱性情報(CVE-2017-1002101, CVE-2017-1002102)が公開されています。
Priority
Important(CVE-2017-1002101)/Moderate(CVE-2017-1000122)
CVE概要(詳細はCVEのサイトをご確認ください)
- http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2017-1002101
- ホストのファイルシステムを含むボリュームへのアクセスの可能性
- 重要度 - Important
- 影響を受けるバージョン :
- Kubernetes 1.3.x-1.6.x
- Kubernetes 1.7.0-1.7.13
- Kubernetes 1.8.0-1.8.8
- Kubernetes 1.9.0-1.9.3
- 特別に細工されたpod specと悪意のあるコンテナにより、podに記載された外部ボリュームの任意のファイルにread/writeのアクセスが可能になります。任意のボリュームタイプ、空のディレクトリに対して非特権のpodでアクセスが遂行されます。
- http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2017-1002102
- nodeが動作しているホストの任意のファイルの可能性
- 重要度 - Moderate
- 影響を受けるバージョン :
- Kubernetes 1.3.x-1.6.x
- Kubernetes 1.7.0-1.7.13
- Kubernetes 1.8.0-1.8.8
- Kubernetes 1.9.0-1.9.3
- secret, configMap, downwardAPI,
或いはprojectedのボリュームを使うpodを悪意のあるコンテナから動作させることで、Kubeletにホストのファイルシステムの任意のディレクトリ又はファイルを削除されてしまう可能性が有ります。
主なディストリビューションの対応方法
詳細は、各ディストリビューションの提供元にご確認ください
対処方法
各ディストリビューションに応じて、アップデートを行ってください。
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