「Spring Data Commons」に深刻な脆弱性 - REST処理などでコード実行のおそれ

「Spring Data Commons」に深刻な脆弱性 - REST処理などでコード実行のおそれ


データアクセスに用いられる「Spring Data Commons」に深刻な脆弱性が含まれていることが明らかとなった。リモートより攻撃を受け、コードを実行されるおそれがある。
「同2.0.5」「Spring Data Commons 1.13.10」において、2件の脆弱性「CVE-2018-1273」「CVE-2018-1274」が判明したもの。
以前のバージョンも影響を受けるとしており、重要度はいずれも「クリティカル(Critical)」。
「CVE-2018-1273」は、認証なしにリモートより任意のコードを実行されるおそれがある脆弱性。「Spring Data REST」に対して細工されたデータを送信することで悪用が可能だという。
また無制限にリソースを割り当てることでサービス拒否に陥る脆弱性「CVE-2018-1274」が存在。「Spring Data REST」に対するリクエストやパスのパース処理などに存在し、リモートをよりDoS攻撃を受けるおそれがある。
「Spring Data Commons」の開発を手がけるPivotalでは、脆弱性を修正した「同2.0.6」「同1.13.11」をリリース。利用者にアップデートを呼びかけている。

コメント

このブログの人気の投稿

スフィロミニをスクラッチでうごかす Manipulate Sphero mini on Scratch

Cent OS 7.5 でタッチパッドが使えなかったのでその対応メモ

新しいWebベースのマルウェア配布チャネル「BlackTDS」サーフェス